ポスター以外にも使える!大判インクジェットの賢い印刷方法
- 2021.09.10
- こんなことできるよ
大判インクジェット印刷とは?
弊社にはポスターを1枚から印刷できる大判インクジェット印刷というものがございます。
インクジェット印刷は、家庭用プリンタをイメージしていただくとわかりやすいです。粒子化したインクを用紙に直接噴きつけて印刷をしますので、細かなデザインや写真などを印刷するのに向いています。また、オフセット印刷のように版を作成せずデータから印刷をすることができます。
ポスター(インクジェット印刷)
弊社のポスター(インクジェット印刷)は、RGB風の印刷が可能なビビットカラーに対応しています。水性のインクなので屋外には向いてませんが、安価で1枚から印刷ができるのでまずは気軽に試していただく事ができます。用紙はフォト光沢紙と少し光沢を落としたフォト半光沢紙の2種類から選べます。
面付けして沢山作る!
例えばですが、小さいサイズの写真を複数枚欲しいといったことありませんでしたでしょうか?そのような時、大判インクジェット印刷は1枚から安価に進行することが可能なので、複数のデザインを並べて印刷して断裁するという手段がございます。1枚の印刷用紙に対して複数の印刷データを並べた状態にすることを面付けと言います。
サイズごとによる面付けイメージ
●撮りためた風景写真をまとめて印刷
写真サイズ(L判サイズ 127×89mm)を面付けしたら・・・
●結婚式の思い出の写真を残したい
100×100mmのサイズに面付けしたら・・・
●さらに色んなサイズで面付けすることも出来ます
いかがでしょうか、用紙のサイズにもよりますが多くの絵柄を面付けで配置することができます。全て塗り足し天地左右6mmある前提で面付けしています。
面付け時のご注意
トンボ(カット位置)をつける
塗り足しを作成して綺麗に並べると今度は断裁位置がわからなくなってしまうので、断裁位置がわかるようにレイアウトしていきます。
塗り足し
ご希望のぴったりのサイズでデータを並べるのもいいのですが、断裁する時に塗り足しがあると便利です。塗り足しのないデータの場合、断裁した時に少しでもずれると紙の地色が見えてしまい、キレイに仕上げる事ができません。詳しくは入稿の必須項目!塗り足しについて解説しますをご参照ください。
面付けしてフォトパネルを作る!
フォトパネルとは
写真をパネルに貼り付けたものです。壁に貼ったり立て掛けたりして飾る写真です。今回は写真の印刷はインクジェット印刷、パネル部分はスチレンボード2枚貼り合わせて作成していきます。サイズは100×100mmのサイズで作成していきます。
作り方としては以下の通りです。
多面付けによるメリットの1つとして、このように後加工しやすいようにトンボを付けたり、スペースを後加工に合わせて広げて印刷をすることができます。
最後に
いかがでしたでしょうか。大判インクジェット印刷はポスターだけではなく、複数のデザインを面付けすることによって写真や、写真をパネルに貼ったりと色々なことができます。ポスター以外の用途でも是非ご利用ください!
ポスター(インクジェット印刷)にサイズや枚数ごとによる価格を載せていますので是非ご確認ください
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