【できるよシリーズ】カッティングシートを作ってみました

【できるよシリーズ】カッティングシートを作ってみました

今回のブログは様々な種類があるステッカーの中でも【カッティングステッカー】をテーマに取り上げて紹介をしていきます。
一般的なステッカーは商品やノベルティなどとして使用されているものがすぐにイメージできると思うのですがカッティングステッカーと聞くとどうでしょうか。
具体的にどのようなステッカーのことを指しているか知っていますか?
今回はカッティングステッカーとはどんなものなのか調べてみて、 実際に作成もしてみたのでぜひ最後まで見てみてください。

カッティングステッカーの特徴

グラビティでは、オンデマンド・オフセット・溶剤インクジェットなど様々な種類のステッカーがあり、素材も複数取り扱っていますが、カッティングステッカーはこれらのステッカーとは違った特徴があります。

特徴①構造

一般的にステッカーとしてイメージされるのはご存じのとおり台紙があって、その上にステッカーがあり二層の構造となっておりますがカッティングステッカーは転写用のシートというものがあり三層構造となっています。
一般的なステッカーにはないアプリケーションフィルムという転写用のシートがあることで、わかれている文字や絵柄をバラバラにせずデザイン通りの位置に貼り付けることができます。

特徴②作成方法

基本的にステッカーを作成する際は”印刷”を行いますがカッティングステッカーは印刷するのではなく色のついたカッティングシートをカットして作成するので印刷の工程はありません。

特徴③ステッカーの余白部分が残らない

カッティングステッカーはデザインされる文字やロゴ部分だけがステッカーとなります。グラビティのインクジェット印刷で扱っている透明塩ビのステッカーも素材自体が透明なのでデザインが印刷される部分以外は目立たない部分ではありますがカッティングステッカーではデザイン以外の余白部分が一切残らないので窓や看板、車の装飾などにぴったりのステッカーです。

こちらの写真は左側が透明塩ビステッカー、右側がカッティングステッカーです。
透明塩ビステッカーは絵柄の周りの透明の余白部分があり、カッティングステッカーは文字のみがステッカーとなっていることがわかりますね。

特徴④ 特殊な貼り方

一般的なステッカーを貼るときに、”どうやって貼ればいいかな・・・”と悩んだ方は恐らくいないと思いますがカッティングステッカーは貼り方が普通のステッカーとは少し違ってきます。
こちらについては実際に作成してみたので次の【実際に作ってみました】で紹介しています。

実際にカッティングステッカーをつくってみました

ここまでではカッティングステッカーがどんなものかについて調べてきましたが実際にグラビティでも作成してみたのでその工程を紹介していきます。カッティングステッカーは様々な用途で使用する場面がありますが今回は自転車用のシールとして作成してみたいと思います。防水性もあるので屋外使用にもピッタリです。

作成~完成まで

まずこちらはカット後の状態です。
ステッカーとして貼りたい文字が切り抜かれている様子がわかります。

次に周りの文字以外の部分をきりぬいた状態です。
まだ文字一つ一つがバラバラですね。


ここでアプリケーションフィルム(転写用シート)という透明のシートを使用します。バラバラだった文字をひとまとめにするために重要な素材です。

そしてこちらがカッティングシートとして完成した状態です!

完成後~貼り付けまで

ここからは完成したカッティングシートを実際に自転車に貼り付けていきます。


貼り付けた状態がこちらです。
まだ透明のシートが見えています。

そこからしっかり貼り付いていることを確認して少しずつ透明のアプリケーションシートを剥がしていきます。
一気に剥がすと文字もくっついてきてしまうのでそっと慎重に剥がしていきます。

慎重に剥がして貼りつけ完成です!
キレイにカッティングシートを貼ることができました。

最後に

カッティングステッカーという言葉は聞いたことがあったけれど普通のステッカーとの違いなど詳しくは知らなかったので、今回実際に作成することもできてカッティングステッカーというものをより知ることができました。
防水性がある素材で窓や看板、車、自転車の装飾など様々な用途にぴったりなので文字やロゴマークなどオリジナルでぜひ作ってみて下さい。
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制作実績

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