デザインのヒントに!お正月ポスター特集
- 2017.12.26
- グッズ制作のヒント集
今年も残すところあと一週間となりました。街中もクリスマスが終わればあっという間に年末からお正月の準備がはじまりますね。グラビティでもすでに年始に向けたポスターやフライヤーの印刷も行っています。
今回はそんな年始に使われるお正月ポスターの中でも、とくに金色をデザインの中に上手に取り込んだ作品をご紹介します。ぜひデザインの参考にしてみてください。
金色印刷についてはコチラもご確認ください。
それではポスターの作例を見ていきましょう
パルコ
パルコの2014年初売りセールの時のポスターです。
福袋大市ということで、富士山を福袋の形にあしらい、金色は上下のタイトル文字の部分に大きく使われています。お正月カラーとして馴染み深い赤金の2色を大胆に使い、アクセントに富士山の青を用いたインパクトのある作品です。立体文字にすることで白が足され、金文字が赤背景に埋もれないようになっている所がポイントです。
生活工房
2010年の年末から翌年の2月まで行われた「祈りのデザイン ミキノクチ展」のポスターです。
ミキノクチとは神棚に供える御神酒にさして祀るお正月飾りのことで、ポスターに描かれている金赤白の3色の放射状のデザインは、その飾りをイメージして作られています。三色のシンプルなデザインですが、和柄特有の可愛らしさとモダンさを取り入れたデザインです。
葛西臨海水族園
毎年行われている葛西臨海水族園の新年イベントのポスターです。デザインは2016年のものです。
お正月ということでお年玉のぽち袋をイメージして作られたポスターです。周りの和柄の部分に金色が使われています。あえて金色をさりげなく背景に用いる事で、メインの蟹のイラストが引き立つようにデザインされています。書体や周りの和柄を丸くすることで、蟹のリアルさもどこかコミカルな印象になっています。
タリーズコーヒー
タリーズコーヒーの2017年福袋の宣伝用につくられたポスターです。
普段のタリーズコーヒーのデザインではおよそ使われる事のない赤と金の配色ですが、お正月の福袋となればやはりこの配色が一番目にとまりやすくなります。しかし、縁起物をイメージさせつつもお店の雰囲気に自然と馴染むように、和と洋のバランスを上手く取り入れて作られています。
箱根駅伝
正月恒例のイベントといえば箱根駅伝です。毎年年末になると箱根駅伝のポスターを駅のホームなどでよく見かけます。
そんな箱根駅伝のポスターのなかでも印象に残るのが、やはり富士山と日の丸をもじった箱根駅伝のロゴです。金、赤、白の配色で富士に向かって走り続ける様を端的に表している秀逸なデザインです。
こちらのポスターは目に飛び込んでくるビビッドな赤一色の背景に、先ほどのロゴを配置しただけのシンプルなポスターです。無駄な装飾は一切ありません。
でも老若男女だれでも知っている知名度バツグンのイベントだからこそ、このシンプルさが際立ち、見る人の頭の中に「ニッポンのお正月といえば箱根駅伝でしょ!」と刷り込ませる事が出来る大胆なデザインです。
普通のポスターではここまで思い切ったデザインすることはなかなか出来ません…。
まとめ
いかがでしょうか? 今回は正月のポスターを5種厳選して選んでみました。お正月といえば金と赤の配色がやはり多く目立ちますが、その中でも上手くアレンジして上品さや可愛らしさを表現すると、目に留まりやすくなるポスターになるのではないでしょうか?
今回は以上です。制作のご参考になりましたでしょうか? グラビティは小ロットのグッズ印刷を得意とする会社です。この他にもこの印刷の金額が知りたい、これ出来る? データの作り方も教えて…等など、印刷に関わることなら何でも聞いてください。
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