【できるよシリーズ】オリジナルのパッケージを印刷してみました
- 2017.10.10
- こんなことできるよ
今回はオンデマンド印刷でパッケージを作りたいと思います。
オンデマンド印刷とカッティングプロッターを使えば1部から制作ができるので、本番前の試作品やプレゼン用のダミーなど、少部数だけ必要な場合に威力を発揮します。
パッケージを作っていきます
データ作成
まずは展開のデータを作ります。今回の箱は一般的によく使用される上下に差し込みのふたがついた「キャラメル箱」タイプで作ります。
キャラメル箱タイプは底にも差し込みのふたがついているので、中身の重みにもある程度の耐えられる作りになっています。その名の通り、キャラメル等のお菓子やおもちゃのパッケージ、ギフトボックスなどあらゆる箇所で使用される汎用性の高い箱です。
出来た図面にパッケージのデザインを配置します。最終的に立体になる事を意識して、前面にくる図柄やふた、側面などをデザインしていきます。
印刷開始
配置が完成したらオンデマンド印刷を行います。用紙は光沢感のあるミラーコート220kgを選びました。
そして印刷が完了したら今度は表面にさらに光沢をつけるためPP加工を行っていきます。今回は通常のグロスPPの他に「モザイク」と「ドットネオン」の3パターンで作りす。
※ホログラムPPの加工については「カード印刷はホログラム加工で差をつけよう!」
カットを行います
プロッターカットをしていきます。
プロッターカットは紙を指定の形状に抜くための型(トムソン加工の型)を使わずに断裁ができるので、余計なコストがかからず気軽に試すことができます。
パッケージの組み立て
断裁が仕上がったら、いよいよ仕上げの組み立てに入ります。のりしろの部分に両面テープを貼り接着します。「キャラメル箱」タイプはふたを差し込むことで形成されるので、接着は一カ所のみで大丈夫です。あとは折り目に添って箱を組み立てます。
完成
パッケージが完成しました。POPな配色に光沢が輝く目を引く作品が仕上がりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 今回はサイズもオーダーメイドで作成できるオリジナルのパッケージを作ってみました。グラビティではオンデマンド印刷とカッティングプロッターを使うことで、簡単に1部からのパッケージの小ロット印刷ができます。
形もキャラメル箱だけではなく、その他の形状にも柔軟に対応できますので、まずはご相談ください。
今回は以上です。制作のご参考になりましたでしょうか? グラビティは小ロットのグッズ印刷を得意とする会社です。この他にもこの印刷の金額が知りたい、これ出来る? データの作り方も教えて…等など、印刷に関わることなら何でも聞いてください。
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