誰でも簡単に出来る!シンプルだけど家族写真が映える年賀状の作り方
- 2020.12.10
- デザインTips
今年も残すところあと僅かとなりました。年賀状を出す方はそろそろ準備しないといけませんね。
今日はOfficeやAdobeのレイアウトソフトは使えるけど、自分のデザインに自信がないという方を対象とした記事です。難しい操作は使わずに、簡単なアレンジで誰でもご家族の写真が映える年賀状を作れるようになります。
年賀状を作る前に
素材サイトを利用しよう
今回の見本に以下の素材サイトのデータを使用しております。
今回使用した素材サイト
・イラストAC
・Adobe Stok(有料)
上記のサイト以外にも、素材サイトにはフリーで使用できる素材を各ジャンルごとに豊富に取り揃えているので、デザイン制作時にはぜひ利用しましょう。
フリー素材をうまく利用することで、素材の作成に時間を取られず、デザインの作業に集中することができます。
写真を活かしたレイアウトTips
それではここから本題のレイアウトの解説に入ります。今回は余計な手間を極力省き、写真が活きるようなデザインのパターンをご紹介しいます。まずは下の5つのレイアウトをご確認ください。
それぞれについてレイアウトの見本を参考にしながら解説していきます。どのパターンもすぐ実践できるような簡単なデザインです。同じように作ってみて物足りないなと感じた際には、先程ご紹介した素材サイトから、小物や装飾などをちょっとアクセントに付け加えたりして調整してみてください。
1.写真と要素を思い切って2分割
レイアウトを2分割することで、文字と写真、お互いの要素を潰し合わず、誰でも簡単にスッキリと見やすい年賀状が作れます。
写真と余白の色味はなるべく合わせ、統一感が出るように作るのがコツです。
デザインに余裕があるようなら、アクセントに小物を置いてみたり、「Happy New Year」の言葉で遊んでみたりと色々と試してみてください。
写真に文字などの要素がかからない分、大きく大胆なレイアウトにすることができます。必要最低限の要素だけでも、印象が強い年賀状に仕上がります
2.写真をグリッドで並べリズムをつける
四角形で整頓して並べることで、全体にリズムが生まれスタイリッシュなデザインに仕上がります。写真を複数ご用意出来る場合などにお試しください。
また左の見本のように写真が1枚しかない場合でも、その写真を大きく使い、写真の空間を利用して間仕切ることで、グリッドレイアウトを作ることができます。
できたスペースに必要な文言を乗せるだけでスッキリとしたデザインに仕上がります。
3.写真の余白を活かす
写真全体を一面のグラフィックとしてとらえ、空いている余白を活かしてデザインします。写真を撮影する段階である程度のイメージがないと難しい場合もありますが、通常の写真でも被写体を中心から少しずらしトリミングするだけでも、余白を作る事が出来る場合があります。
注意する点は配置するべき要素が多すぎると窮屈な印象になってしまうことです。折角の余白が活きてこないので、要素は抑えて配置することをおすすめします。
4.写真をよせてL字型の余白を作る
写真を右上に寄せることで、自然とL字型の余白を作ることができます。
L字の余白は一見アンバランスですが、左右が不均等なアシンメトリー感が逆におしゃれな雰囲気を醸します。
ただ、不均等なままだと落ち着かない印象になってしまうので、L字型のちょうど直角部分にタイトルや重要な要素を置くことで全体のバランスがとれるようになります。
さらに右の見本のように枠線をズラシいれると写真がより引き立つようになります。全体の色調は写真の色味に合わせた方が無難ですが、あえてそこもはずして、逆の色を使用する手法もあります。ぜひ色々試してみてください。
5.写真や要素を中央に配置する
写真や要素を中央に配置することで、レイアウト全体のバランスが取りやすく、視線が1点に集中できるデザインになります。
コツは一箇所に要素を集約させることです。逆に掲載する要素が多いとバランスが取りづらいのでおすすめは出来ませんが「どうしても写真を目立たせたい!」という人は一度チャレンジしてみてください。
おまけ
見えないところにも遊び心を忘れずに
切手を貼って見えなくなる箇所にもちょっとしたワンポイントを入れてみてはいかがでしょうか? 私は実家やご近所さんたち、また息子も友人などに出す際は郵便ではなく、直接、家のポストに入れるようにしています。そうすると切手を貼らずにすむので、切手部分の空白を埋めるため画像のような素材を配置するようにしています。
写真面だけではなく宛名面にも、くすっと笑ってもらえる要素が入っていると、受け取る人もきっと笑顔になってくれると思います。余裕があるときはこちらもぜひ試してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか? ちょっとした一手間で写真や素材を活かすことができれば、シンプルでもおしゃれな年賀状は作れます。この記事を参考に気軽にトライしてみてください。
今回は以上です。グラビティでは年賀状印刷のサービスも行っております。また、この他にもこの印刷の金額が知りたい、これ出来る? データの作り方も教えて…等など、印刷に関わることなら何でも聞いてください。
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